Go to contents

KAISTでまた在学生が自殺

Posted April. 18, 2012 06:36,   

한국어

昨年4件の学生自殺が発生したKAISTで17日、また学生が自ら命を絶った。

17日午前5時40分ごろ、大田市儒城区(テジョンシ・ユソング)のKAIST寮前の芝生で、同校電算学科4年生のキム某さん(22)が倒れているのを通り過ぎる学生らが発見した。キムさんは病院に運ばれたが、死亡した。警察は、防犯カメラの映像からキムさんがエレベーターに乗って屋上のある15階へ行く場面を確認した。

07年にKAISTに入学した後、兵役を終えた今年2月、4年生に復学したキムさんは成績も優秀な優等生だったという。大学側が今年4月、全校生を対象に心理テストを行い、うつ病指数が高い学生に対しては個別面談を実施したが、キムさんはその対象ではなかった。

警察は、キムさんが寮に「前は何をやっても楽しかったのに、今はやる気を出そうとしてもなかなか出ない」という内容のメモを残していることから、進路問題を悩んできたと見て、正確な自殺の原因を調べている。

キムさんの周辺では想像もしなかったことだという反応だった。研究室で一緒に勉強したAさんは、「勉強もできて、いつも良く笑う性格だった。進路の悩みも深刻なほどではなかった」と話した。

大学側は昨年1〜4月に4件の自殺が発生したことを受け、学生らの心理的圧迫要因に指摘された成績別授業料賦課制を廃止し、100%英語での授業を緩和するなど対策を打ち出したが、またも自殺事件が発生して戸惑いを隠せずにいる。



mhjee@donga.com