日増しに地球全体が熱くなっている。
米国のニューヨークでは、去年の11月と12月に、たった1度の雪も降らなかった。真冬の12月のニューヨークで雪が降らないのは、1877年以降129年ぶりのことだ。
ニューヨーク・タイムズは12月に雪が降らないのはニューヨークのみならず、ヨーロッパのポーランドやハンガリーのプダぺスト、ドイツのベルリン、オーストリアのウィーン、スウェーデンのストックホルムでも全く雪が降らなかったり、殆ど雪を目にしていないと報じた。
英国日刊紙のインディフェンダントも同日、気象専門家の言葉を引用して、「今年はエルニーニョ現象が特にひどく、史上最高に蒸し暑い年になるだろう」と指摘した。
寒い天気で悪名をとどろかしたロシアのモスクワの北方240キロ地点にあるヤロスラブル市では、冬眠に入っていた熊が「春が来たようだ」と勘違いし、1週間ぶりに目を覚ますなどの異常な現象も起きたと同新聞は付け加えた。
このように地球のいたるところで異常気温が現れ、冬のシーズンの商売がだめになり、ため息をついている声があっちこっちで聞こえている。雪で覆われているべきのヨーロッパのアルプス山脈の所々では春に見られる栗の木に新芽が出るほどだ。
gold@donga.com spear@donga.com