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国防部、グローバル・ホーク4機購入を再推進

国防部、グローバル・ホーク4機購入を再推進

Posted September. 11, 2006 06:03,   

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27日と28日に米ワシントンで開かれる韓米安保政策構想(SPI)会議で、国防部が高々度無人偵察機(UAV)「グローバル・ホーク」の販売を重ねて要請する計画であることが分かった。

国防部関係者は10日、「米国が昨年から販売を拒否しているグローバル・ホークを韓国が購入できるように、SPI会議で要請する計画だ」と明らかにした。

同関係者は、「同問題を議題に上程するよりも、会議の中で無人航空機の必要性を強調し、販売への協力を要請する形になるだろう」と述べた。

政府は昨年から米国にグローバル・ホークの販売を要請しているが、米国は昨年6月、韓米安保協力委員会(SCC)の会議で、「販売不可」の方針を明らかにしている。

国防部は戦時作戦統制権返還に備え、対北朝鮮偵察能力の強化のために、グローバル・ホークの購入を強く希望しているが、米国側は技術流出を憂慮して否定的な意思を示しているという。

国防部は、「2006〜2010年国防中期計画」により、2008年頃から高々度UAV4機を購入し、中高度UAV4機は今年から国内で研究開発に入り、2016年頃に開発を完了するという計画だ。

米国は戦略兵器制限協定により、グローバル・ホークを他国に販売する場合、議会と政府の承認を必要としており、オーストラリア、日本、シンガポールが米国から同航空機を購入した。

グローバル・ホークは地上20キロの上空を38〜42時間飛行し、レーダーと赤外線探知装備などで地上30センチの大きさの物体まで識別できるなど、情報衛星に劣らない戦略兵器だ。作戦半径は3000キロ、1機当たりの価格は約4500万ドルだ。



sys1201@donga.com