KTは、商用通信網にブロックチェーンを適用して、本人認証、ローミング、エネルギー管理などに活用できる「KTネットワークブロックチェーン」を世界で初めて披露すると、24日明らかにした。
KTは、ブロックチェーンのIDを入力すれば、インターネットに接続すると同時に、個別サイトでも、別途の手続きなしにログイン(本人認証)できるようにした。これにより、インターネットアドレス(IPアドレス)を活用したモノのインターネット(IoT)機器のハッキング、個人情報の盗難を遮断できる。
ブロックチェーンをローミングにも適用して、通信会社の間でやり取りする顧客情報を自動的に検証・確認し、料金もリアルタイムで精算できる。日本のNTTドコモ、中国のチャイナモバイルと協力して年内に適用する。
小規模電力仲介事業にもブロックチェーンを適用して、IoT機器で測定したリアルタイムの発電量や削減量をブロックチェーンに保存し、これまでは一ヶ月間がかかっていた電力代金の精算期間を10分に短縮できる。今年下半期(7〜12月)に企業間エネルギー削減量を自動取引するシステムを披露し、今後、電気自動車(EV)の充電にも適用する予定だ。
シン・ムギョン記者 yes@donga.com