Go to contents

「国会で解決すべき問題」 与党と距離を置く大統領府

「国会で解決すべき問題」 与党と距離を置く大統領府

Posted September. 28, 2016 08:52,   

Updated September. 28, 2016 09:08

한국어

大統領府は、金在水(キム・ジェス)農林畜産食品部長官の解任建議案を受け入れない方針を明らかにした後、与野党の対立政局には発言を控え、距離を置いている。

鄭然国(チョン・ヨングク)大統領府報道官は27日、「与党代表がハンストして国政監査ができずにいるが、大統領府の立場は」という質問に、「国会の状況について私が・・・(話すことはない)」とだけ述べた。朴大統領が24日に長官・次官ワークショップで野党が主導した金長官解任建議案可決を批判し、25日に鄭報道官を通じて金長官の解任案の受け入れ拒否の方針を再度確認したこととは温度差がある。

大統領府は、金長官の解任建議案とミル・Kスポーツ財団問題について朴大統領が考えを明らかにしたので、今は国会の状況と世論の流れを見守る時だと判断している。大統領府が対立政局を主導するかのように映ることに負担を感じているとみえる。大統領府関係者は「李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表がハンストをするほど与党セヌリ党の態度は強硬だが、大統領府が話すことは何もない」とし、「国会の問題は国会で解決しなければならない」と述べた。

朴大統領は同日、閣議を開かず、訪韓中のオランダのマルク・ルッテ首相と首脳会談を行った。両国は5件の了解覚書(MOU)を締結し、ビックデータ分析、バイオ・情報技術(IT)などの新産業分野で協力を強化することで合意した。両国は、総事業費が最大5億ユーロ(約6250億ウォン)のオランダ原子力研究所の原子炉交換事業に韓国企業が参加することについても話し合った。



장택동 チャン・テクトン記者 기자will71@donga.com