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朴仁妃と柳簫然組VSリディア・コとリンドベリ組、大平洋を隔ててシミュレーションゴルフ対決

朴仁妃と柳簫然組VSリディア・コとリンドベリ組、大平洋を隔ててシミュレーションゴルフ対決

Posted May. 21, 2020 08:15,   

Updated May. 21, 2020 08:15

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「遠い国にいるツアー仲間たちとリアルタイムのマッチプレイができるなんて驚きですね」

新型コロナウィルスの影響で米女子ツアー(LPGA)が中止された中、大平洋を隔てて13時間の時差を超えた非対面の「シミュレーションゴルフ対決」に臨むことを決めた「女帝」朴仁妃(パク・インビ=32)は物珍しげな顔で気持ちを語った。

シミュレーションゴルフの大手メーカ「ゴルフゾーン」は20日、「朴仁妃と柳簫然(ユ・ソヨン=30)、リディア・コ(23=ニュージーランド)とパニーラ・リンドベリ(34=スウェーデン)らLPGAツアーのメジャー戦王者ら参加する「ゴルフゾーンLPGAマッチプレイ・チャレンジ(写真)が25日に開催される」と発表した。大会は同日午後8時(米国時刻25日の朝7時)に大田(テジョン)にある「ゴルフゾーン・ジョイマル」(朴仁妃と柳簫然組)と米フロリダ州セントオーガスティンにある世界ゴルフ殿堂(リディア・コとリンドベリ組)で同時に行われた。リンドベリは2018年のメジャー戦争、ANAインスピレーションで朴仁妃と2日にわたるプレーオフの末に優勝を飾った経験がある。当時、第4ラウンド終了後に4ホール目のプレーオフまでも勝敗がつかず、日没で試合は順延となり、翌日に8ホール目でリンドベリが優勝した。

ゴルフゾーンは、韓国と米国のシミュレ―ショーンゴルフ会場の映像をリアルタイムでつなぐ予定だ。ゴルフゾーンの関係者は、「両方の会場に設置されたテレビとスクリーン映像を使って、双方のショットの軌跡やスコアなどを確認できるようにする計画だ」と話した。

第1ラウンドは18ホールのフォアサム(ボール1つを二人のプレイヤーが交互に打つ方式)で、第2ラウンドは18ホールのフォアボール(2人がそれぞれのボールを打ち、より高いスコアをチーム成績とする方式)で行われる。

度々シミュレーションゴルフを楽しんでいるという朴仁妃が、仲良しの後輩、柳簫然と抜群の相性を発揮できるのかにも注目が集まる。朴仁妃は、「これまで大会がとっても懐かしかった。ファンの関心に良いプレイで応えたい」と話した。優勝チームに贈られる1万ドル(約1230万ウォン)の賞金はコロナ対策への寄付金として使われる。


鄭允喆 trigger@donga.com