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精巣がん克服したドルトムントのハーラー、「世界がんテー」に復帰ゴール

精巣がん克服したドルトムントのハーラー、「世界がんテー」に復帰ゴール

Posted February. 06, 2023 08:46,   

Updated February. 06, 2023 08:46

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精巣がんを克服したセバスティアン・ハーラー(29、ドルトムント)が「世界がんのデー」に行われた試合で復帰ゴールを決めた。

ハーラーは4日(現地時間)、ドイツの本拠ドルトムントで行われたフライブルクとの今季ブンデスリーガ試合で2-1でリードしていた後半6分、頭でゴールを決めた。ハーラーは高く飛び上がってガッツポーズを見せて大喜びした。チームメイトたちはハーラーを囲んで祝福した。

コートジボワール代表FWハーラーはフランクフルト(ドイツ)、ウェストハム(イングランド)、アヤックス(オランダ)を経て、3100万ユーロ(約418億ウォン)の移籍金で昨年7月にドルトムントのユニホームを着た。当時、ドルトムントからマンチェスター・シティ(イングランド)に移籍したアーリング・ハーランド(23)の空席を埋めるものと期待を集めた。

シーズン開幕を控え、クラブの身体検査でハーラーの精巣に悪性腫瘍があることが発見された。4回の抗がん治療と2度の手術を受けた。昨年10月のバロンドール授賞式の時、ハーラーは抗がん治療のせいか、はげ頭にひげもなく出席した。長い闘病生活を終え、ハーラーは1月22日、アウクスブルク戦に復帰した。以降、3試合目で所属チームでの初ゴールであり復帰ゴールを決めた。ハーラーは試合終了後、「がん闘病の初日からこの瞬間を待っていた。自分がゴールを決めた時、スタンドが燃え上がっているように感じた」と話した。

ドルトムントは同日、試合前とハーフタイムの時、センターサークルに精巣がんを意味するこぶを描き入れ、がんに対する警戒心を呼び起こした。ドルトムントはクラブのツイッターに「精巣がん検査を定期的に受けましょう」と書いた。ドルトムントはハーラーの活躍で5-1の大勝を収めた。ハーラー復帰後に4連勝を飾っているドルトムントは勝ち点37(12勝6敗1分け)でリーグ3位になった。


金東昱 creating@donga.com