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IMF専務理事「中国で新型コロナ感染者急増し世界の成長率さらに悪化」

IMF専務理事「中国で新型コロナ感染者急増し世界の成長率さらに悪化」

Posted January. 03, 2023 08:23,   

Updated January. 03, 2023 08:23

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国際通貨基金(IMF)のクリスティナ・ゲオルギエバ専務理事は、中国の新型コロナの急増が世界経済の成長率を引き下げる可能性があると予測した。ゲオルギエバ氏は、世界経済のエンジンだった中国が成長率を引き下げる立場になるのを「見たことがない」とも話した。

ゲオルギエバ氏は1日(現地時間)、米CBS放送とのインタビューで、「今年、米国と中国、欧州連合(EU)のグローバルビッグ3経済圏の景気減速で、世界経済の3分の1が景気低迷に陥ると予想する」とし、「EUの半分が低迷に陥るだろう」と話した。

ゲオルギエバ氏は特に、新型コロナの再拡大で中国経済が正常化されるまでは時間がかかると見て、世界経済に及ぼす影響を懸念した。氏は、「習近平国家主席が厳しい封鎖政策を撤回した今、今後3~6ヶ月間、中国全域でコロナの感染事例が山火事のように広がるだろう」とし、「中国および世界経済の成長に及ぼす影響は否定的だ」と話した。

ゲオルギエバ氏は、「今年の中国の年間経済成長率は、40年ぶりに初めて世界経済の成長率を下回る可能性がある」と述べた。今月中旬に発表される中国の成長率の予測値を下げる可能性があることを示唆したものと見られる。IMFは昨年10月、2022年と2023年の世界経済成長率の予測値をそれぞれ3.2%と2.7%に予測し、中国の成長率はそれぞれ3.2%と4.4%と予測した。


金玹秀 kimhs@donga.com