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「ノーショー型予約詐欺」で38億ウォン被害 カンボジア拠点の組織23人を起訴

「ノーショー型予約詐欺」で38億ウォン被害 カンボジア拠点の組織23人を起訴

Posted January. 16, 2026 09:59,   

Updated January. 16, 2026 09:59


軍部隊の将校や大学の教職員などを装い、いわゆる「ノーショー詐欺」を繰り返していたカンボジア拠点のボイスフィッシング犯罪組織が相次いで身柄を拘束され、起訴された。この詐欺グループは、飲食店の団体予約を口実に店主へ物品の購入を持ちかけた後に連絡を絶つ手口で、零細事業者に計38億ウォンの被害を与えた。

ソウル東部地検のボイスフィッシング犯罪政府合同捜査本部は15日、総括責任者のチョンゴン(仮名・40)ら組織員23人を、犯罪集団への加入・活動などの容疑で起訴したと明らかにした。組織は軍の将校や病院、大学の事務職員を名乗って飲食店を予約し、「複数箇所で一度に決済できないため、代わりに購入してほしい」として、軍需品やワインなどを特定の販売先で買わせた。あらかじめ用意した「二次の誘い役」が実在の販売業者を装って入金を促し、その後、連絡を断つ手口だった。

疑念を避けるため、名刺や物品購入の承認文書を精巧に偽造し、犯行時の文言や入金額まで台本化する周到さも見せていた。被害者が負担を感じやすい1千万ウォン台を避け、目標金額を900万ウォンに設定していたという。

この組織は昨年5月から11月にかけ、カンボジア・シアヌークビルのカジノビルを拠点に活動していたとみられる。国家情報院の国際犯罪情報を基に昨年6月から捜査に着手した合同捜査本部は、カンボジア当局との国際共助で現地拘束した組織員を国内に送還した。金保成(キム・ボソン)合同捜査本部長は「海外滞在中の残余メンバーや国内の関与者についても厳正に捜査する」と述べた。


チョン・ナムヒョク記者 forward@donga.com