
尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による高位公職者犯罪捜査処(公捜処)の逮捕状執行妨害などの容疑をめぐる1審の判決公判が、16日にリアルタイムで生中継される。尹氏が「非常戒厳」を宣布してから409日後、関連事件で初めて1審判決が示される。前職大統領の1審判決言い渡しが生中継されるのは、今回で4度目となる。
ソウル中央地裁刑事合議35部(白大鉉部上判事)が、16日午後2時に予定されている尹氏の判決公判について、放送各社の中継申請を許可したと、15日に明らかにした。前職大統領をめぐる事件への社会的関心の高さを考慮したとみられる。
1審では、尹氏が昨年、公捜処の逮捕状執行を大統領警護処の職員を動員して妨害した容疑(特別公務執行妨害)や、戒厳当日に一部の閣僚のみを大統領室に呼び、出席しなかった閣僚の審議・議決権を侵害した容疑(職権乱用・権利行使妨害)について、裁判所の判断が示される。
法廷内には、フルHDの高画質カメラ4台が、検察官や弁護人席のある区域に設置され、裁判所や被告人席などを映す予定だ。秩序維持のため、裁判所が独自に設置したカメラで撮影し、映像を放送各社に提供する。
大法院(最高裁)は、いわゆる「国政介入疑惑」事件の1審が進行中だった2017年8月、主要事件の1・2審判決を生中継できる内規を整備。これに基づき、翌年4月の朴槿恵(パク・クンヘ)元大統領の国政介入事件1審判決、同年7月の国家情報院特別活動費上納疑惑事件1審判決、同年10月の李明博(イ・ミョンバク)元大統領による自動車部品会社「ダース」資金横領疑惑事件1審判決が生中継された。
コ・ドイェ記者 yea@donga.com






