Go to contents

AMDのリサ・スー、NVIDIAに対抗する先端GPU公開

AMDのリサ・スー、NVIDIAに対抗する先端GPU公開

Posted January. 07, 2026 09:49,   

Updated January. 07, 2026 09:49


AMDのリサ・スー最高経営責任者(CEO)は5日(現地時間)、「CES2026」の開幕を前に行われた基調講演で、新型グラフィックス処理装置(GPU)「インスティンクトMI455X」を公開した。同日午後、NVIDIAのジェンスン・フアンCEOが次世代AI半導体「ベラ・ル-ビン」を発表しており、新製品で対抗した形だ。

スー氏は米ラスベガスのベネチアン・ホテルでの基調講演で、「私たちは『ヨタ・コンピューティング』時代を準備している」と述べ、「AMDの製品はその時代に向けたゲームチェンジャーになる」と強調した。ヨタとは、10の24乗を指す単位で、人間の脳に匹敵、あるいはそれ以上とされるAIモデルを運用・学習させるために必要な、天文学的な演算能力を意味する。スー氏は「今後数年で世界の計算能力を100倍に拡大する必要がある」とも語った。

MI455Xは、グラフィックス計算ダイ(GCD)2基、メモリコントローラーダイ(MCD)2基、HBM4を16基を搭載したAIアクセラレーターだ。スー氏は「前世代(MI355X)比で最大10倍の性能を提供する」と説明した。最新の2ナノ技術を用いたチップで、次世代高帯域幅メモリHBM4を8基搭載するとされるNVIDIAのルービンGPUよりも、メモリ容量が多いとされる。オープンAIなどAI企業のデータセンター向けサーバーに用いられる。

スー氏は「5年以内に世界で50億人以上が日常的にAIを利用する時代が来る」とし、「クラウドからパソコン、エッジコンピューティングまで、あらゆる領域に最適化された計算資源を提供していく」と話した。


ラスベガス=イ・ミンア記者 omg@donga.com