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韓国企業、CESで次世代テレビやヒューマノイドロボットなど新技術公開

韓国企業、CESで次世代テレビやヒューマノイドロボットなど新技術公開

Posted January. 01, 2026 10:49,   

Updated January. 01, 2026 10:49


国内の主要企業が、米ネバダ州ラスベガスで今月6~9日(現地時間)に開かれる世界最大の家電・情報技術(IT)見本市「CES 2026」を皮切りに、今年の公式日程をスタートさせる。CES 2026で披露される新製品や技術は、人工知能(AI)や半導体、モビリティといった基幹産業分野での競争力や、今年1年間の事業戦略の方向性を占う指標とされる。

●新体制トップがそろって登場、三星とLG

今回のCES 2026は、韓国家電の「二強」である三星(サムスン)電子とLG電子の代表取締役がグローバルデビューを果たす舞台として注目を集めている。

昨年12月の三星の社長人事でDX部門長の「職務代行」の肩書を外した盧泰文(ノ・テムン)三星電子代表取締役社長(DX部門長)は、開幕2日前の4日に行われる「ザ・ファースト・ルック(The First Look)」で基調講演を務める。昨年12月のLGグループ社長人事で起用された柳在哲(ユ・ジェチョル)LG電子社長も、5日に開かれる「LGワールドプレミア」の基調講演者としてイベントを率いる。

三星電子とLG電子はいずれも、次世代プレミアムテレビ技術として浮上しているマイクロ赤緑青(RGB)テレビの新製品をCES 2026で公開する。三星電子は、130インチのマイクロRGBテレビを初披露する。LG電子も新製品「LGマイクロRGBエボ」を投入する予定だ。中国企業に主導権を譲った液晶表示装置(LCD)テレビ市場において、圧倒的な技術力によって再び成果を上げようとする意志の表れと受け止められる。RGBテレビは、従来のLCDテレビで用いられてきた白色LEDバックライトの代わりに、赤・緑・青(RGB)の光源を個別に制御する方式で、色の再現性と輝度を同時に高められる。

ゲーミングモニターを巡る競争も活発だ。三星電子は、ゲーミングモニターとして初めて6Kの超高解像度に対応した新製品「オデッセイ・ゲーミングモニター」を披露する。LG電子は、モニターにAIソリューションを搭載した5Kの次世代ゲーミングモニター「LGウルトラギアエボ(LG UltraGear evo)」で対抗する。

●次世代の成長分野、ロボット競争が激化

ロボット事業も、韓国企業の競争の舞台となる。現代(ヒョンデ)自動車グループは、今回の展示テーマを「人類の進歩のためのパートナーシップ:AIロボティクス、実験室から生活へ」と定め、将来の成長エンジンとなる「人工知能(AI)ロボティクス生態系」の青写真を示す。5日に開かれるメディアデーでは、現代自動車のロボット商用化ロードマップが公開され、ボストン・ダイナミクスが開発した次世代ヒューマノイド(人型)ロボット「アトラス」の実機デモンストレーションが行われる。アトラスは、従来の油圧式に代えて電動を動力とするモデルで、より静かで精緻な、人間に近い動きを実現する。

LG電子は、ホームロボット「LGクロイド」を公開する。家事に費やしてきた時間と労力を減らし、より価値ある活動に集中するためには、家電にとどまらず、作業そのものを担う新たな「フォームファクター」が必要だとの構想から生まれた。クロイド本体に備えた両腕と5本指は、人間に似た繊細な動作が可能で、人の動線に合わせて設計された住環境で家事をこなす。AIを基盤に周辺環境を自ら認識し、学習する。


イ・ミンア記者 キム・ジェヒョン記者 omg@donga.com