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黒ネクタイで出廷の特検検事 尹氏裁判で「捜査・起訴分離」に抗議か

黒ネクタイで出廷の特検検事 尹氏裁判で「捜査・起訴分離」に抗議か

Posted October. 03, 2025 09:06,   

Updated October. 03, 2025 09:06


内乱特別検察官(趙垠奭特別検事)に派遣された検事らが、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の裁判にそろって黒いネクタイを着けて出廷し、法廷で議論となった。

2日、ソウル中央地裁刑事合議25部(池貴然部長判事)で開かれた裁判に、特検は、朴億洙(パク・オクス)特別検事補を含む計9人の検事が出席。朴特検補と李燦揆(イ・チャンギュ)部長検事を除く7人の派遣検事は黒いスーツに黒いネクタイをつけていた。

尹氏側の裵輔允(ペ・ボユン)弁護士は「前回の公判でも検事らが黒ネクタイをしていたが、こうした事態が連続して起こる可能性はほぼゼロに近い。現在、捜査と起訴の分離という(李政権の)原則が矛盾していることへの抗議の意思表示と受け止められる」と主張した。そのうえで「特検法の規定が矛盾して違憲となれば、特検が公訴を維持する法的根拠がなくなる」と話した。これに対し朴特検補は「全く論理的でも法理的でもない話だ。政治的発言は控えるべきだ」と反論。派遣検察官は別途、発言しなかった。

喪服を連想させる服装をめぐり、特検内外からは「検察改革に抗議する趣旨ではないか」との見方が出ている。特検の関係者は「派遣検察官に、なぜ黒いネクタイを着用して出席したのかを別途確認したことはない」と一線を画した。

検察内部からは、与党「共に民主党」が声明を出した特検派遣検事の懲戒を取り上げたことに反発する声も上がっている 。検事長であるパク・ヨンジン法務研修院研究委員は、検察の内部掲示板に「政界の威嚇は、ナチス時代のアウシュビッツ強制収容所でユダヤ人に同僚を密告するよう要求し、強制労働を課すことを連想させる」と書いた。


コ・ドイェ記者 ソン・ユグン記者 yea@donga.com