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生徒たちとスキー中に脊髄障害、進路相談教師に転身

生徒たちとスキー中に脊髄障害、進路相談教師に転身

Posted April. 05, 2025 08:28,   

Updated April. 05, 2025 08:28

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「生徒たちが私を見ながら辛くてもあきらめないでほしいです」

先月26日、全国進路進学相談教師協議会の第8代会長に就任したソウル光云(クァンウン)人工知能高校教師のキム・デソン氏(48)は4日、東亜(トンア)日報とのインタビューでこのように話した。そもそも国語教師として教壇に立った。2005年、国語教師に発令されたキム氏は、2010年1月、生徒たちと一緒に参加した江原道太白市(カンウォンド・テベクシ)でのスキーキャンプで事故に遭った。以後、脊髄障害を持つようになったキム氏は進路進学相談教師に転身した。

事故1年後、学校に復職した時は車椅子なしでは移動することもできなかった。胸の下は感覚のない障害者になったからだ。キム氏は、「事故による障害で教壇に立つことができないのではないか挫折もした」とし、「学校の配慮で再び勇気を出すことができた」と話した。学校と韓国障害者雇用公団は校内に車椅子が通える自動ドアや障害者トイレ、横になって休める休憩空間、高さを調整できる教卓などを用意した。

2012年には妻が事故で突然亡くなった。2人の子供のためにも、さらに超人的な力を発揮しなければならなかった。キム氏は、「もともと相談教師の資格証を持っていた。復職して研修を受け、2011年に制度が導入された進路進学相談教師になった」と話した。

400人を越える全校生に適合型の進路相談をしているキム氏は、「生徒たちが夢を探すのに役に立つよう最善を尽くす」と話した。


崔예나 yena@donga.com