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年俸28位のタンパベイ、鉄壁守備で開幕9連勝

年俸28位のタンパベイ、鉄壁守備で開幕9連勝

Posted April. 11, 2023 09:00,   

Updated April. 11, 2023 09:00

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タンパベイ・レイズが開幕連勝を「9」に伸ばした。米大リーグで20年ぶりに生まれた記録だ。

タンパベイは10日、ホームにオークランド・アスレチックスを迎えて11-0の大勝を収めた。そして2003年、カンザスシティ・ロイヤルズとともに大リーグ開幕連勝記録4位タイ(9連勝)となった。大リーグ開幕後の最多連勝記録は1982年アトランタ・ブレーブス、1987年ミルウォーキー・ブルワーズが残した13連勝だ。

タンパベイは今年、選手の年俸総額が大リーグ30球団のうち28位のチームだ。しかし、球団運営にセイバーメトリクス(野球統計学)を積極的に導入し、「低コスト高効率」を実現している。タンパベイの成功物語を取り上げた本「彼らはどうやってニューヨーク・ヤンキースに勝ったのか」によると、守備がターニングポイントだった。大リーグを席巻した「内野守備シフト」ブームを初めて起こしたチームがタンパベイだ。

内野シフトを全面禁止した今年もタンパベイの守備は依然として堅固だ。同日までのタンパベイの1試合当たり平均失点は2点(計18点)。その間、1試合当たり8.3点(計75点)を挙げた。大リーグが2大リーグ体制を整えた1901年以降、シーズン開幕9試合で得点と失点差(+57点)が最も大きいチームが今年のタンパベイだ。

一方、金河成(キム・ハソン=28、サンディエゴ・パドレス)は敵地で行われたアトランタ戦で5回表にシーズン2号本塁打(2点)を放つなど4打数2安打3打点1四球1得点を記録し、チームの10-2勝利に貢献した。


黃奎引 kini@donga.com