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32ヵ国参加の最後のW杯で史上最多の172ゴール

32ヵ国参加の最後のW杯で史上最多の172ゴール

Posted December. 20, 2022 08:49,   

Updated December. 20, 2022 08:49

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2022ワールドカップ(W杯)カタール大会では歴代22回のW杯の中で最も多いゴール(172ゴール)が生まれた。以前は1998年フランス大会と2014年ブラジル大会の171ゴールが最多記録だった。キリアン・ムバッペが決勝延長後半に決めたPKが、W杯92年の歴史で初めて生まれた1大会172点目だった。

今大会で1ゴールでも決めた選手は117人で、これもW杯史上最多記録。以前は2014ブラジル大会の116人が最多記録だった。アンヘル・ディ・マリア(34)が決勝で2-0でリードするゴールを決め、この記録を塗り替えた。

2026北中米大会では、両記録とも更新される可能性が高い。1998年フランス大会以後、32ヵ国だった本選参加国が48ヵ国に拡大されるからだ。そうなれば当然試合数も増え、総得点と得点者数も比例して増える確率が高い。

国際サッカー連盟(FIFA)は、まだ次回大会の進め方を確定していない。現在は48の参加国を3ヵ国ずつ16グループに分け、上位1、2位が32チームによる決勝トーナメントに進出する方式を議論している。こうなれば全試合数は80試合に増える。80試合で今大会のように1試合当たり平均2.69ゴールが生まれれば、計215ゴールでW杯史上初の200ゴール時代が開かれる。

W杯史上、1試合当たり平均得点が最も高かったのは1954年スイス大会(5.38ゴール)だった。ただ、当時は全26試合しか行っていなかったため、総得点は140ゴールだった。得点者数も計59人に過ぎなかった。

同大会でW杯デビューを果たした韓国はハンガリーに0-9、トルコに0-7で敗れた。1大会16失点はいまだにW杯最多記録となっている。逆にハンガリーは同大会で計27ゴールを決め、依然として1大会最多得点記録を保有している。


黃奎引 kini@donga.com