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70代の老紳士が「貧困層に使ってほしい」と1億ウォンを寄付

70代の老紳士が「貧困層に使ってほしい」と1億ウォンを寄付

Posted October. 20, 2022 08:46,   

Updated October. 20, 2022 08:46

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名前を明かさなかった老紳士が、貧しい隣人のために使ってほしいと現金1億ウォンを寄付し、心温まる感動を与えている。

19日、慶尚南道河東郡(キョンサンナムド・ハドングン)によると、前日午後2時頃、花開面(ファゲミョン)の役所にジーンズとトレンチコート、中折れ帽姿にサングラスをかけた男性が訪れた。70代とみられるこの男性は、「少ない金額だが寄付したい」と話し、イム・ヨンスク住民生活支援主務官は慶南社会福祉共同募金会の口座番号を知らせた。

この男性は約20分後、役所に戻り、イム主務官に寄付金の入金領収書とメモ用紙1枚を渡した。領収書には「1億ウォン」という金額が記されていた。驚いたイム主務官が、「暖かいお茶でも一杯差し上げたい」と勧めたが、男性は最後まで断った。また「名前や身分、住む地域などは明らかにできないので聞かないでほしい」と慌てて席を離れた。

男性が領収書と共に残したメモ用紙には、「花開面民の社会福祉給付対象者の中で、貧困階層高齢者や障害者、疾病者、児童などの福祉向上のためにインドン福祉基金の名義で活用してほしい」という内容が書かれていた。「無名人(名のない人という意)」という署名もあった。

イム主務官は、「花開面の住民とは見えなかった」とし、「花開面民を特定して寄付したことから見て、いかなる形であれ花開面に縁がある人と推測される」と話した。イ・ジェマン花開面長は、「名前を知らせなかった寄付者の今回の寄付は、厳しい世の中に活気を吹き込むだろう」とし、「寄付者の意に沿って、貧しい隣人のために大切に使う」と明らかにした。


河東=チェ・チャンファン記者 oldbay77@donga.com