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野党幹部が科学技術情報通信委員長辞任を拒否、「慣例は崩されるもの」と与党の批判を取り合わず

野党幹部が科学技術情報通信委員長辞任を拒否、「慣例は崩されるもの」と与党の批判を取り合わず

Posted September. 14, 2022 08:45,   

Updated September. 14, 2022 08:45

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党の最高委員と国会常任委員長を兼ねることが問題になった最大野党「共に民主党」の鄭清来(チョン・チョンレ)最高委員が13日、国会科学技術情報放送通信委員長を辞任する意向がない立場と改めて明確にした。

鄭氏は13日、MBCラジオで民主党の主要役員と常任委員長を兼職しない慣例に反するという与党「国民の力」の批判に対し、「慣例というのは変化し、崩されるもの」とし、「大人になれば、カッ(伝統の笠子帽)を被ってサントゥ(朝鮮時代の男の髷)を結うのが慣例だったが、今時に成人式をしながらカッを着用する人を見たことがあるのか」と反発した。また、与党が李在明(イ・ジェミョン)民主党代表を公職選挙法違反で告発したことに触れ、「大統領選挙戦での告訴や告発は選挙が終わったら取り下げるのが慣例だった」と語った。

しかし、与党は鄭氏が科学技術情報通信委員長を辞任すべきだと主張し続けている。与党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長が国会副議長職を辞任したのも、鄭氏にプレッシャーをかける狙いもある。しかし鄭清来氏は、「非常対策委員長は任命職だが、最高委員は選出職だ」とし、「選出職の去就を決める際は慎重にならなければならない」と話した。


キム・ウンジ記者 eunji@donga.com