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走高跳世界ランク1位の禹相赫、ダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会でバルシムと真剣勝負

走高跳世界ランク1位の禹相赫、ダイヤモンドリーグ・ローザンヌ大会でバルシムと真剣勝負

Posted August. 26, 2022 08:53,   

Updated August. 26, 2022 08:53

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「スマイルジャンパー」禹相赫(ウ・サンヒョク=26、国軍体育部隊)が今度はライバルのムタズ・バルシム(31=カタール)を越えることができるだろうか。

男子走高跳世界ランキング1位の禹相赫は27日未明、ローザンヌ(スイス)で行われるダイヤモンドリーグに出場し、再びバルシムと自尊心をかけた対決を繰り広げる。今大会は世界陸上連盟(WA)ダイヤモンドリーグ・ファイナル出場のための最後の旅程でもある。

禹相赫の最終目標はリーグトップランカーだけが出場するダイヤモンドリーグ・ファイナル進出。しかし、バルシムとの対決も無視できない。対戦成績は禹相赫が1勝3敗でリードされている。昨年の東京五輪で禹相赫は4位(2m35)、バルシムは金メダル(2m37)を獲得した。今年5月のダイヤモンドリーグ・ドーハ大会では禹相赫がバルシム(2m30、2位)を制してトップ(2m33)に立った。7月に米オレゴン州のユジンで行われた世界選手権と11日のダイヤモンドリーグ・モナコ大会では、いずれもバルシムが1位で禹相赫は2位だった。

今回のダイヤモンドリーグ男子走り高跳は上位6人だけが進出するファイナルを控えて行われる最後の大会だ。禹相赫は大会成績によって1位(8点)から8位(1点)まで順にポイントが与えられるダイヤモンドリーグの男子走高跳で15点を獲得し、4位タイをマークしている。禹相赫がファイナル進出を確定するためには、今大会で4位以上の成績を出さなければならない。ポイント差「1」で6位(14点)につけているハミシュ・カー(26・ニュージーランド)と2点差の7位タイグループ(13点)が今大会で善戦し、禹相赫より獲得ポイントが高い選手に表彰台を明け渡すなど最悪の場合を考慮した成績だ。

禹相赫はモナコ大会以後、チェコのプラハ入りして練習を続け、24日にローザンヌ入りした。禹相赫は同日、スイス陸上連盟が主催する「スターとの出会い」イベントに参加し、10~15才の子供約100人に走り高跳びを伝え、サインにも応じた。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com