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走り高跳びの禹相赫、11日未明にモナコ大会でジャンプ

走り高跳びの禹相赫、11日未明にモナコ大会でジャンプ

Posted August. 10, 2022 09:30,   

Updated August. 10, 2022 09:30

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「スマイルジャンパー」禹相赫(ウ・サンヒョク=26、国軍体育部隊)が2022年世界陸上選手権で金メダルを奪われたライバルのムタズ・バルシム(31・カタール)と再びプライドをかけた対決を繰り広げる。

禹相赫は11日未明、モナコで開催される世界陸上連盟(WA)ダイヤモンドリーグの男子走り高跳に出場する。今大会には先月19日、世界陸上選手権の高跳び決勝で2メートル37を跳び、禹相赫(2m35)を銀メダルに押し出したバルシムも参加する。禹相赫は出国前に「世界選手権でタイトルへのプレッシャーを軽くしたので、今度は気軽にプレーしたい。世界トップクラスのジャンパーたちと再び楽しく対決するつもりだ」と話したが、禹相赫は今や全ての大会で「優勝候補」にあげられている。バルシムとの再対決に関心が集まる理由だ。昨年の東京五輪でバルシムと1位タイで金メダルを獲得したジャンマルコ・タンベリ(30・イタリア)とジャンゴ・ロベット(30・カナダ)、アンドリー・プロチェンコ(34・ウクライナ)ら男子走り高跳びのトップランカーも参加する。

禹相赫は今大会と27日のローザンヌ(スイス)大会で勝ち点を積み、来月8日と9日にチューリッヒ(スイス)で上位6人だけが進出するダイヤモンドリーグ・ファイナルに挑む。禹相赫は先立って開かれたダイヤモンドリーグ走り高跳3大会のうち、ドーハ大会にだけ出場して優勝し、勝ち点8で6位につけている。ダイヤモンドリーグは大会成績によって1位(8点)から8位(1点)まで順に勝ち点を与える。ロベットとタンベリが15点で1位をマークしている。ドーハ大会にだけ出場して禹相赫に次いで2位になったバルシムは7点で8位だ。2019年にも6位タイの勝ち点が14点だったことを考えれば、今年は勝ち点17~18点で上位6人が決まりそうだ。

禹相赫は残り2大会でそれぞれ3位以上に入れば、20以上の勝ち点を積むことになる。禹相赫が最近開かれたメジャー大会ごとに表彰台に上がっていることを勘案すれば、「これまではユーチューブで見守った」という「夢の舞台」であるダイヤモンドリーグ・ファイナル進出は無理なく実現しそうだ。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com

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