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豪州、PK戦でペルーを制し5大会連続のW杯出場決定

豪州、PK戦でペルーを制し5大会連続のW杯出場決定

Posted June. 15, 2022 09:41,   

Updated June. 15, 2022 09:41

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豪州がPK戦の末にペルーを破って2022カタール・ワールドカップ(W杯)出場を決めた。豪州のW杯出場が決まり、アジアサッカー連盟(AFC)所属でW杯に出場する歴代最多の6ヵ国が出揃った。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキング42位の豪州は14日、カタールのアラヤンで行われたカタールW杯大陸間プレーオフでペルー(22位)と延長戦まで0-0のまま決着がつかなかったが、PK戦を5-4で制した。豪州は2006年ドイツW杯から今大会まで5大会連続のW杯出場に成功した。豪州は2018年ロシアW杯でもホンジュラスとの大陸間プレーオフを3-1で制してW杯出場権を手にした。

豪州のW杯での最高成績は2006年ドイツW杯でのベスト16だ。豪州は今大会でフランス(3位)、デンマーク(11位)、チュニジア(35位)とともにD組に入った。豪州がW杯出場を決めたことで、AFC所属のW杯出場国は開催国カタール(51位)はじめ韓国(29位)、日本(23位)、イラン(21位)、サウジアラビア(49位)と、過去最多となる6ヵ国に増えた。アジアには2006年大会から4.5枠が与えられた。2006年、2010年、2014年W杯ではアジアから韓国など4ヵ国が、ロシアW杯には5ヵ国が出場した。

ロシアW杯で36年ぶりに本大会の舞台を踏んだペルーは、2大会連続の出場を狙ったが、最後の関門で失敗した。

一本勝負でW杯出場が決まるだけに、同日後半37分に両チーム合わせて初の枠内シュートが出るほど、両チームとも慎重なプレーを見せた。延長戦でも勝負がつかず、両チームはPK戦で明暗が分かれた。豪州の最初のキッカーがミスをしたが、ペルーも3人目のシュートがゴールポストに当たって入らなかった。豪州が相次いで成功した反面、ペルーの6人目のキッカーのシュートが延長戦終了直前に交代投入された豪州GKアンドリュー・レッドメイン(33)にストップされ、豪州の本大会進出が決まった。

PK戦で失敗したペルーの3人目のキッカー、ルイス・アドビンクラ(32)は試合後、SNSに「僕によって傷ついたペルー国民に謝罪する。いくら謝罪しても足りないと思い、この衝撃を乗り越えることはできないだろう」とし、代表から引退すると投稿した。アドビンクラは国際Aマッチ106試合に出場したDFのウィンガーだ。

カタールW杯では、登録選手数が従来の23人から26人に増えそうだ。国際サッカー評議会(IFAB)は14日、カタール・ドーハで年次総会を開き、FIFAが要請した交代選手を3人から5人に拡大する案を通過させ、来月1日から適用すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大によるリーグの過密日程からの選手保護などが理由だ。交代選手が5人に増えたことで、ベンチメンバーも12人から15人に、登録選手数も23人から26人に拡大される。FIFAが最終的にカタールW杯の登録選手数の拡大を決定すれば、今大会でチーム当たり26人を選抜することができる。


金東昱 creating@donga.com