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首相候補聴聞会、与党と正義党のボイコットし39分で散会

首相候補聴聞会、与党と正義党のボイコットし39分で散会

Posted April. 26, 2022 09:14,   

Updated April. 26, 2022 09:14

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韓徳銖(ハン・ドクス)首相候補の国会人事聴聞会が初日の25日午前、与党「共に民主党」と革新系野党「正義党」の「ボイコット」により開始39分で散会した。「共に民主党」と「正義党」が、「韓氏側の資料提出が不誠実だ」として出席せず、新政権の発足に伴い与党となる保守系野党「国民の力」は「新政府に対する妨害行為」と反発した。

 

「共に民主党」の尹昊重(ユン・ホジュン)非常対策委員長は同日、人事聴聞会の前に開かれた非常対策委会議で、「資料がなければポストもない。『ノー(no)検証』なら『ノー(no)承認』だ」とし、「首相になる人が国民の検証を拒否するなら、わが党は非適格の首相候補を国民の名で拒否する」と述べた。

人事聴聞会に「共に民主党」と「正義党」所属の人事聴聞委員は姿を現さなかった。人事聴聞特別委「共に民主党」幹事の姜炳遠(カン・ビョンウォン)議員だけが出席し、「『国民の力』側が一方的に会議を開いたことに強い遺憾の意を表する」と批判して退場した。さらに姜氏は記者会見を行い、「候補と配偶者の取り引きの内訳すら個人情報だとして同意せず提出しないことを国民が納得できるのか」とし、「『国民の力』は、資料の要請がこれまでの聴聞会の2~3倍に達するというが、そうするほかない。金・張法律事務所の高額顧問料、外国系企業の数億ウォンの賃貸収入、ローンスター介入、配偶者の美術品販売や利害衝突まで疑惑が数え切れないためだ」と述べた。

これに対して「国民の力」の全珠恵(チョン・ジュヘ)議員は、「冬に(夏の果物の)クマイチゴを取って来いというように、不可能な資料提出要求も多い」とし、「李洛淵(イ・ナクヨン)氏が首相候補だった時もプライバシーを理由に提出しなかった」と指摘した。「国民の力」関係者は、「最大限『共に民主党』を説得してみるが、同時に新政府への妨害行為という逆攻勢も続ける」と強調した。

「共に民主党」内では、李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官候補と李昌洋(イ・チャンヤン)産業通商資源部長官候補の人事聴聞会もスムーズに進まない可能性があると見ている。「共に民主党」関係者は、「提起された疑惑に比べて提出された資料が不十分だったり不誠実だったりするケースが多い」とし、「今のところ正しく検証が行われることは不可能だ」と述べた。


カン・ソンフィ記者 イ・ユンテ記者 yolo@donga.com · oldsport@donga.com