Go to contents

「夜のフィットネス」禁止で払い戻し騒ぎ、会員たちは「違約金が不合理」ジム側は「私たちも打撃」

「夜のフィットネス」禁止で払い戻し騒ぎ、会員たちは「違約金が不合理」ジム側は「私たちも打撃」

Posted December. 18, 2021 08:37,   

Updated December. 18, 2021 08:37

한국어

 

「スポーツジムの利用が午後9時に制限されると、私のように帰宅してスポーツジムに行く人は利用が難しい。会員券の払い戻しをしようとしても、違約金を差し引くと、残るものがないそうです」

会社員のユ某さん(27)は先月、段階的な日常回復実施後、スポーツジムの1年会員券を購入した。ユさんは、退社後にスポーツジムに行くことができ、周辺の相場より高いが、24時間運営しているスポーツジムを選んだ。しかし、営業時間が午後9時に制限される18日以降からは利用が難しいと判断し、払い戻しの問い合わせをしたところ、がっかりする回答を受けた。ユさんは、「単純な心変わりでもないのに、払い戻しをするためには1日当たり1万2000ウォンを差し引いて、違約金10%を払わなければならないのは不合理だ」と話した。

最近、防疫措置の強化により、スポーツジムやスタディカフェなどの営業時間が午後9時へと制限され、定期券を購入した消費者らが不満をぶちまけている。これらの施設の特性上、会社員や学生が夜の時間帯に多く利用するが、事実上利用が難しくなり、損だという。

ソウル江南区論硯洞(ノンヒョンドン)のAスポーツジムの場関係者は、東亜(トンア)日報の電話取材に対し、「1年間の会員券は、1カ月だけ利用すれば払い戻しできる金額がない」と説明した。12カ月の利用権が30万ウォンの同スポーツジムは、払い戻しの際、違約金として会員権金額の12%と、利用期間の1日当たり1万ウォンとを差し引く。

スポーツジム側も、払い戻しの問い合わせに困っている。ソウル市江南区駅三洞(ヨクサムドン)のBスポーツジムの関係者は、「新型コロナですでに経済的打撃を受けている上、会員券代金が主な運営資金であるため、利用者数人に返金しても運営が困難だ」と話した。


オ・スンジュン記者 ohmygod@donga.com