Go to contents

韓国入りアフガン人に長期滞在ビザ発給へ、法務部が関連法改正に着手

韓国入りアフガン人に長期滞在ビザ発給へ、法務部が関連法改正に着手

Posted August. 27, 2021 08:40,   

Updated August. 27, 2021 08:40

한국어

法務部が「特別寄与者」資格で入国するアフガニスタン人の助力者とその家族380人余りに対し、韓国に長期滞在できるよう関連法の改正に着手した。

朴範界(パク・ボムゲ)法務部長官は26日、仁川(インチョン)国際空港で記者ブリーフィングを行い、「アフガン人の助力者に長期的に就職が可能な滞在資格である居住ビザ(F-2)を発給し、韓国で自立して生活できるよう支援する」と明らかにした。このため法務部は同日、出入国管理法施行令の改正案を立法予告した。法務部は改正案の趣旨について、「大韓民国に特別な功労があるか、公益の増進に貢献した外国人が大韓民国で安定的に滞在できるように支援するため、F-2ビザを発給できるようにすることで制限なく就職活動ができるようにするのが狙い」と明らかにした。

出入国管理法などによると、原則的にビザがなければ入国が許可されないが、26日に韓国に到着したアフガン人は、緊急の現地状況などを考慮して、仁川空港から短期訪問(C-3)到着ビザを発給して入国手続きを進めた。C-3ビザは最大90日まで滞在が可能で、法務部は近いうちに長期滞在ビザであるF-1に一括して変更する方針だ。その後、施行令改正の手続きが完了次第、就職活動まで自由なF-2ビザを発給する予定だ。朴長官は、「(申請と審査の手続きが複雑な)難民手続きとは別」とし、「生計費や定着支援金、教育の面で難民に比べて少し多めの配慮がなされる予定だ」と説明した。


柳原模 onemore@donga.com