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三星電子が過去最大13兆ウォンの配当金、証券市場に流入するか

三星電子が過去最大13兆ウォンの配当金、証券市場に流入するか

Posted April. 14, 2021 08:22,   

Updated April. 14, 2021 08:22

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三星(サムスン)電子が16日、史上最大規模で支給する配当金13兆ウォンの行方に、証券街の注目が集まっている。

13日、金融監督院(金監院)によると、三星電子は16日、特別配当を含め、計13兆1243億ウォンの配当金を株主らに支給する。韓国証券市場史上、最大の配当金となる。普通株1株当たり355ウォン(優先株355ウォン)に、特別配当金1株当たり1578ウォンを足した金額だ。

これにより、三星電子の株式を保有する約215万人の「東学アリ(個人投資家)」らも、多額の配当金を受け取ることになった。小口株主たちに支給される配当金は、約8000億ウォンと試算される。

三星電子の株式55%(普通株基準)を保有している外国人投資家らは、約7兆7400億ウォンの配当金を受け取ることになる。故李健煕(イ・ゴンヒ)三星電子会長の普通株の持分(4.18%)を含めて、オーナー一家がもらう配当金は1兆ウォン程度で、相続税の財源に使われる見通しだ。

金融投資業界は、史上最大規模の配当金が一気に供給されるだけに、証券市場にも影響を及ぼすだろうと見ている。特に、外国人が受け取る7兆7000億ウォンが国内証券市場に再投資されれば、3100台で横ばいの総合株価指数(コスピ)の再上昇の足がかりになるという期待も出ている。ハナ金融投資のイ・ジェマン研究員は、「外国人が受け取る配当金は通常、その多くが再投資となる」とし、「三星電子の業績予測などを考慮すれば、雰囲気は前向きだ」と評価した。


キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com