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東京五輪、海外ボランティアの受け入れ断念

東京五輪、海外ボランティアの受け入れ断念

Posted March. 24, 2021 08:07,   

Updated March. 24, 2021 08:07

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7月23日に開幕予定の東京五輪は、海外観客に続き海外ボランティアの受け入れも断念した。

東京五輪・パラリンピック組織委員会は22日、新型コロナウイルス感染対策の一環として、海外在住のボランティアを受け入れないことを決めた。組織委員会の武藤敏郎事務総長は同日、記者会見で、「海外から観客を断念したことを踏まえると、ボランティアも断念せざるを得なかった」と明らかにした。NHKなど日本メディアの報道によると、組織委側が確保していた海外在住の外国人ボランティアは2300人。

ただし、大会運営に不可欠な一部ボランティアは、特別措置で入国できるようにする方針だ。一般ボランティアとは異なる競技の専門知識や経験を持つボランティアで、組織委側は大会運営に不可欠な人材と見ている。特別措置の対象は約500人。

五輪開催に合わせて日本を訪れる海外の要人や随行の数も制限される。NHKなどによると、日本政府は、元首や首脳級は随行を含めて12人まで、閣僚級は5人までとする内容のガイドラインを定め、各国に要請している。


東京=キム・ボムソク特派員 bsism@donga.com