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現代・起亜のエコカー、今年の海外販売台数が30万台超

現代・起亜のエコカー、今年の海外販売台数が30万台超

Posted December. 28, 2020 08:22,   

Updated December. 28, 2020 08:22

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現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車が海外市場に、今年初めて30万台を超えるエコカーを販売したことが分かった。

27日、現代・起亜自によると、今年1~11月に両社が韓国を除く海外で販売したエコカーは30万6266台と集計された。昨年同期の23万8155台より28.6%が伸びた。純粋電気車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、ハイブリッド車(HEV)、水素燃料電池車(FCEV)の販売台数を合計した数値だ。

EVの販売拡大が成長につながった。EVは6万8907台から13万7286台へと2倍ほど販売が伸びた。現代自の「コナEV」と起亜自の「ニロEV」がそれぞれ7万18台と4万4146台の売れ行きを見せ、市場拡大をけん引した。コナEVは、韓国で生産して輸出するだけでなく、チェコで作って欧州市場に販売する台数も2万4717台に達した。

EV市場が拡大したことで、HEVの販売は同期間7.6%減少した。HEVは、出発や低速走行などに制限された場合のみバッテリーで、残りの長距離走行などは内燃機関で動く車だ。現代・起亜自は現代アイオニックとソナタ、ツーソンをはじめ、起亜ニーロとソレントのHEVモデルを販売している。FCEVは、乗用車モデルの現代自の「ネクソ」だけで865台が販売された。昨年の年間販売台数の793台を今年9月にすでに超えるなど、少しずつ市場規模を拡大している。

現代・起亜自は来年、次世代EVプラットフォーム「E-GMP」を基盤にした新しいEV車種を前面に出して、エコカーの販売にさらに拍車をかける計画だ。現代自は2040年から、米国や欧州などでの内燃機関車の販売を中止し、世界EV市場のシェアを最大10%に高めるという目標だ。起亜自も2029年までに、全体車両販売のうちEVの割合を25%まで拡大する方針だ。


徐亨錫 skytree08@donga.com