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柳賢振、マイアミ戦で今季初のホーム戦登板

柳賢振、マイアミ戦で今季初のホーム戦登板

Posted August. 11, 2020 08:48,   

Updated August. 11, 2020 08:48

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開幕2試合を落として3試合目で初勝利を挙げた柳賢振(リュ・ヒョンジン=33、トロント・ブルージェイズ)がシーズン初のホームゲームに登板する。

柳賢振は12日、今季の仮の本拠地ニューヨーク州バッファロー・セーレンフィールドで行われたマイアミ・マリーンズ戦に先発層板する。トロントは先月末、米国内にある傘下マイナー球団バッファローの本拠地セーレンフィールドを仮の本拠地に使うことが決まった。アウェーチームのクラブハウスや照明タワーの補強工事などを行い、12日からメジャーリーグ戦を実施できるのだが、エース柳賢振がホーム開幕戦に登板するのだ。

メジャーリーグ30チームのうち唯一カナダに本拠地を置くトロントは、メジャーリーグ開幕を控えて新型コロナウィルスの感染拡大を恐れたカナダ政府の規制で、本拠地のロジャーズセンターが使えなくなり、これまでアウェー試合をこなしてきた。10日現在、5勝8敗でアメリカンリーグ東地区最下位に転落している。よりどことができたトロントとしては、巻き返しを狙えるところだ。

10日、地元メディアのテレビ電話インタビューに応じた柳賢振は、「想像していたよりは良いだろうという話を沢山聞いた。1週間ほど同じ場所で試合をやっていれば適応できると思う」と期待を示した。トロントは、マイアミとの2連戦(12日、13日)に次いでタンパベイ・レイズとの3連戦(14~16日)をセーレンフィールドで行う。

柳賢振が相手するマイアミはチーム内で新型コロナの集団感染が発生し、大幅に選手を入れ替える苦しい状況の中でも突風を巻き起こしている。7勝3敗とナショナルリーグ東地区で大健闘しながら首位に立っている。米国のヤフースポーツは、「マイアミの善戦を他に説明のしようがない。投手たちが良く打ち、守備が堅調で、打者は肝心な時に安打を打つ」と報じた。

なかなか手強いチームだが、柳賢振もマイアミには強いところを見せて来た。通算4度対戦し、3勝1敗、防御率2.39を記録した。最近ニューヨーク・メッツに2連敗を喫して勢いが弱まったマイアミとしては、対戦成績で上回っている上、直前の登板で今季初勝利を挙げてペースを上げている柳賢振を相手しなければならないプレッシャーがある。

マイアミの先発はエリエセル・エルナンデス(25)。若手の右投のエルナンデスは昨季に3勝5敗、防御率5.03を記録した。6日のボルチモア・オリオールズ戦に1度先発登板し4回3分の2を投げ無失点をマークしており、今季に勝敗はついていない。


金培中 wanted@donga.com