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LGD、中国広州工場でOLEDパネルの量産に突入

LGD、中国広州工場でOLEDパネルの量産に突入

Posted July. 24, 2020 09:12,   

Updated July. 24, 2020 09:12

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LGディスプレイは、中国広州の第8.5世代有機発光ダイオード(OLED)のパネル工場が本格的に量産に入ったと明らかにした。

23日、LGディスプレイによると、同日中国広州OLEDパネル工場で行われた出荷式に、丁豪榮(チョン・ホヨン)社長などの主要経営陣が出席して、量産を公にした。LGディスプレイが中国広州開発区と一緒に約5兆ウォンを投入して建設した工場は、48、55、65、75インチなどの大型OLEDパネル生産の主力拠点となっている。昨年8月に工場稼働を開始したが、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)の拡散などの影響で量産の予定が遅れた。これにより、LGディスプレイは今年4回にわたって、900人以上のコア技術者を現地に派遣して、量産体制の構築に成功した。広州OLEDパネル工場では、月6万枚(ガラス原板投入基準)規模のパネル生産が可能である。LGディスプレイは、月7万枚規模の量産能力を備えた坡州(パジュ)工場を含めて、月13万枚を生産できるようになった。LGディスプレイは今後、市場需要に応じて、広州工場の生産能力を月9万枚まで拡大する計画だ。

一方、LGディスプレイは、今年第2四半期(4〜6月)の営業損失が5170億ウォンと集計されたと、同日公示した。新型コロナの拡散により需要の不確実性が高まっており、テレビとモバイルパネルの生産調整に伴う固定費負担が増加して、第1四半期(マイナス3619億ウォン)より赤字幅が拡大した。また、液晶表示装置(LCD)パネルの価格下落も収益悪化に影響を与えた。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com