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大統領府出身の半数が本戦へ、文在寅氏の大統領選陣営の主要人物は全員通過

大統領府出身の半数が本戦へ、文在寅氏の大統領選陣営の主要人物は全員通過

Posted March. 09, 2020 08:13,   

Updated March. 09, 2020 08:13

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終盤に向かっている与党「共に民主党」の4・15総選挙公認審査の結果、大統領府出身の予備候補のうち半数以上が本戦チケットを手に入れた。特に、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の選挙陣営の人々は例外なく公認が確定し、早期に大統領府を去って選挙区に足を向けた行政官出身も次々に本戦に合流した。

総選挙への出場の意向を示した大統領府出身は53人。このうち8日現在、予備選や公認が未定の8人を除く45人のうち26人(57.8%)が公認を受けた。

いわゆる「真文(真の親文在寅)」とされる大統領選陣営の人々の躍進が著しい。大統領選陣営の元祖格である「広興倉(クァンフンチャン)チーム」で活動した韓秉道(ハン・ビョンド)前大統領政務首席秘書官(全羅北道益山乙)、趙漢起(チョ・ハンギ)前第1付属秘書官(忠清南道瑞山-泰安)、尹建永(ユン・ゴンヨン)前国政企画状況室長(ソウル九老乙)は皆公認を受けた。

また、陣営の主軸だった尹永燦(ユン・ヨンチャン)前国民疎通首席(京畿道城南中院)、鄭泰浩(チョン・テホ)前雇用首席(ソウル冠岳乙)、陳聲準(チン・ソンジュン)前政務秘書官(ソウル江西乙)も本戦進出を確定した。一方、政務副市長として朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長を補佐した河勝彰(ハ・スンチャン)前社会革新首席は首席級立候補者のうち唯一予備選に行くこともできず公認から落ちた。「大統領府出身といっても皆同じではない」という民主党内の予測が現実になったのだ。

出馬の時期も公認に影響を及ぼしたとみえる。1月末に大統領府を去った兪松和(ユ・ソンファ)前春秋館長、キム・ビン前行政官などは予備選で敗れたが、約1年前から選挙区に足を運んだ行政官級の人々は予備選を通過した。ナム・ヨンヒ前行政官(仁川彌鄒忽乙)は区長を3期務めた朴祐燮(パク・ウソプ)予備候補を破り、予備選でカットオフされたが再審で劇的に予備選に合流したパク・サンヒョク前行政官(京畿道金浦乙)も本戦に進出した。

大統領府出身が対立した光州光山乙(クァンジュ・クァンサンウル)では、先に大統領府を出て選挙区に足を向けた朴始宗(パク・シジョン)前行政官が区長を2期務めた閔炯培(ミン・ヒョンベ)前社会政策秘書官を退けた。大統領府関係者は、「相対的に認知度が高い首席級を除けば、職級が高いか低いかよりも選挙区の民意との密着の有無が公認かどうかを分けた」と指摘した。


韓相準 alwaysj@donga.com