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柳賢振、50勝達成までの紆余曲折

Posted July. 06, 2019 07:35,   

Updated July. 06, 2019 07:35

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ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=32)が5日、シーズン10勝目とともに記録したメジャー通算50勝は、朴賛浩(パク・チャンホ=124勝)、金炳賢(キム・ビョンヒョン=54勝)に次いで韓国人メジャーリーガーでは3人目だ。最有力なサイ・ヤング賞候補に挙げられるなど最高のシーズンを送っている柳賢振だが、今のペースを維持できれば 金炳賢の記録を超えるのはもちろん、朴賛浩の記録にも早くたどり着けそうだ。

2012年にKBOリーグで9勝に止まり、7年連続の二桁勝利がとん挫した柳賢振が、メジャーリーグデビュー年(2013年)に14勝を挙げて、「うっぷん晴らし」をしながら活躍した時までは、50勝は簡単に達成できそうに見えた。翌年にも柳賢振は14勝(通算28勝)を挙げ、急ピッチで白星を重ねていった。

だが、負傷が長らく柳賢振の足を引っ張った。2014年に肩の負傷で手術を受けた後、2年近くを負傷からの回復だけに集中しなければならなかった。2016年は7月に一度だけマウンドに立ったが、以前の柳賢振の姿とはほど遠かった。

通算30勝は、20勝目を挙げてから3年が過ぎた2017年に達成できた。負傷から復帰した最初の年の5月19日、マイアミ・マリーンズ戦で5回3分の1を2失点に抑え、シーズン2勝と通算30勝を達成しあ。同年に3勝をさらに追加してから新しいーズンを迎えた柳賢振は、2018年の最後の登板戦だったサンフランシスコ・ジャイアンツ戦(9月29日)で6回1失点と好投し、シーズン7勝、通算40勝を達成した。30勝達成から約16カ月ぶりのことだ。

その後10勝を追加するのに1年もかからなかった。5度目の挑戦での10勝目。もっと早く達成できたはずだ。好投したけど打線の援護がなかった。柳賢振は、「10勝まで多くの日が過ぎたようだ」と振り返るほどだ。

今後も活躍についても意気込みを語った。柳賢振は、「試合時間も(時差で)違うのに応援してくださっている韓国のファンの皆さんに感謝する。後半戦も前半戦のように体の管理を良くして最後まで良い姿を見せたい」と話した。


金培中 wanted@donga.com