Go to contents

ソウル会賢洞一帯を「南村」の観光スポットにする

ソウル会賢洞一帯を「南村」の観光スポットにする

Posted June. 08, 2017 08:31,   

Updated June. 08, 2017 08:32

ソウル北村(プクチョン)と言われると、韓屋村が思い浮かぶ。一方、南村といえば、あまり思い浮かぶものがない。2000年代以降、ソウル市から様々な支援を受けながら発展してきた北村と違って、清渓川(チョンゲチョン)から南山(ナムサン)に至る地域である南村は、相対的に疎外された。

しかし、これからは少し変わるかもしれない。ソウル市は、南村を北村や西村(ソチョン)のような観光スポットにするため、来年まで185億ウォンをかけて南村再生事業を開始する。中区会賢洞(チュング・フェヒョンドン)一帯の50万平方メートルを中心に、3つの部門で15件の事業を推進する。ソウル市が2015年から進めているソウル駅周辺の都市再生活性化計画の一つだ。

会賢洞の「隠れた」スポット5箇所を地域拠点として蘇らせる。その中心は、朝鮮時代の中宗のときに領議政を務めた鄭光弼(チョン・グァンピル)邸の跡地にある樹齢520年のイチョウの木だ。ここで12人の宰相を輩出して會賢洞という名前の由来となった。賢者たちが集まったという意味だ。

1970年に建設された会賢第2モデルアパートも、芸術人の住居・創作空間として再整備するために、住民らと補償協議及び委託調査を進めている。このほか、18世紀の朝鮮文人画家であり、檀園・金弘道(キム・ホンド)の師匠である豹菴・姜世晃(カン・セファン)家の跡地、近現代建築資産とかつての路地、ソパ路の下側にある南山公園を5大拠点として再生させる。

ソウル市は、ここの5大拠点とソウル7017、南山を繋ぐ古道を歩く道中心に作り直して、南村の歩行ネットワークを造成する予定だ。

また、南村固有のアイデンティティを蘇らせるために、市と地元住民、商人たちが一緒に探訪、フェスティバル、学業、酒、宿泊の5つのテーマで地域ブランドを開発している。南村の伝統酒がその代表といえる。朝鮮時代に広く知られた「南山で仕込んだ酒と北村で作った餅がおいしい」という意味の「南酒北餠」に着目して、南村の酒ブランドを開発するという意味だ。住民たちが古い住宅を改良できるように、融資支援や建築基準緩和などの案も用意している。

ソウル市は、今年80億ウォンを投入して都市再生支援センターの役割を果たす「南村アンカー施設」と南山公園・生態の森の遊び場づくりを先導事業として実施する。来年は78億ウォンを追加投入して、南村の資産をお互いにつなぐ第2段階事業を推進する予定だ。



洪禎秀 hong@donga.com