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脱北の北朝鮮元公使、2月に訪米

Posted January. 26, 2017 08:33,   

Updated January. 26, 2017 08:34

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テ・ヨンホ元北朝鮮駐英公使が来月訪米する予定だと、朝日新聞が韓米関係筋の話として25日付で報じた。

同紙は、テ氏が訪米期間中にワシントンで米政府関係者や韓半島問題専門家らと面会し、米メディアのインタビューにも応じる予定だと伝えた。また、「テ氏は訪米の時期にトランプ新政権の発足直後を選び、金正恩(キム・ジョンウン)体制に対する強力な制裁の継続を訴える考えだ」と分析した。そして、「韓国の朴槿恵(パク・クンへ)政権は昨年以降、北朝鮮との対話を拒み、強力な圧力政策を推進してきた」とし、「トランプ政権が米朝対話を模索する可能性を懸念しており、訪米を望むテ氏を積極的に支援する意向」であると伝えた。

昨年7月、韓国に亡命したテ氏は、「北朝鮮は仮に10兆ドル積まれても核兵器を放棄することはない。金正恩を国際刑事裁判所(ICC)に提訴しなければならない」などの強硬な発言を吐き出し、北朝鮮の核・ミサイル開発や人権侵害を批判した。

テ氏は何度も韓国メディアのインタビューに応じ、北朝鮮の国際保険詐欺の実態など敏感な情報を伝えた。このため、北朝鮮の対韓国メディアは、テ氏を名指しで「特級犯罪者」と猛非難している。



張源宰 peacechaos@donga.com