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チョン・ユラが逮捕5日目で2歳の息子を面会

チョン・ユラが逮捕5日目で2歳の息子を面会

Posted January. 07, 2017 08:56,   

Updated January. 07, 2017 08:57

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デンマークのオルボル拘置所に収監中のチョン・ユラ容疑者が5日、初めて息子と面会した。チョン容疑者が1日に逮捕されてから5日ぶりのことだ。

地元大使館の関係者は、「元々4日にチョン氏の息子に会うことになっていたが、都合上、1日が見合わせれ、拘置所の中で会うことになった」と話した。4日、チョン容疑者の自宅には、地元の児童家族部や区役所の職員が訪れ、面会如何を調整したりした。地元裁判所は、チョン容疑者を30日まで拘禁することを決め、幼い息子のことを考慮して、人道的レベルでチョン容疑者と息子との面会を積極的に配慮することを約束したことがある。

デンマーク法によると、チョン容疑者は拘置所で幼い息子と一緒に暮らすことも可能だ。しかし、以前から息子の世話をしている乳母がいるので、それを求めなかったらしい。拘禁施設の中には、一般拘置所と違って、保育施設まで備えられている。

チョン容疑者が滞在していた自宅内には、生後19ヶ月のチョン容疑者の息子の鳴き声がたまに聞こえ、取材人が近づいて声をかけると、出たがる様子も見せた。

一方、デンマーク検察は5日、韓国法務部からチョン氏を巡る犯罪者引渡要請書が伝えられ、本格的な法律検討に入っている。犯罪者引渡要請書には、梨花(イファ)女子大不正入学疑惑や三星(サムスン)特恵疑惑などが取り上げられており、チョン容疑者が帰国しなければ、社会的波紋が懸念されるという内容が盛り込まれている。

チョン容疑者は4週間の拘禁延長について最高裁に上告しようとしていたが、あきらめたという。上告のためには検察の許可が必要な上、上告審で下級裁判所の決定が変わる可能性がほとんどなく、実益がないと判断したためとみられる。

チョン容疑者の上告放棄や韓国法務部の要請が受け付けられたことを受け、デンマーク検察は専従チームを立ち上げ、強制送還如何の検討に着手した。



董正民 ditto@donga.com