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来年3月開幕の「アートバーゼル香港」のウーイ・アートディレクター、「韓国作品を広く宣伝できるチャンス」

来年3月開幕の「アートバーゼル香港」のウーイ・アートディレクター、「韓国作品を広く宣伝できるチャンス」

Posted December. 08, 2016 09:15,   

Updated December. 08, 2016 09:23

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アジア最大規模のアートフェアである「第5回アートバーゼル香港」(来年3月21~25日)の開幕を控え、アデリン・ウーイ・アジア・ディレクター(40、写真)が韓国を訪れた。7日午後、ソウル中区(チュング)にあるロッテホテルで行われたメディア向け懇談会で氏は、「今年の4回目の行事の訪問客が7万人に上るなど、世界美術市場で、アジア美術の存在感が日々確固たるものとなっている」とし、「今回の行事を通じて、初期の単色画、1970年代の映像作品など、独特な価値を持つ韓国作品も同様に、広く披露できるだろう」と話した。

香港灣仔にある香港コンベンション展示センター(HKCEC)で開かれる今回の行事には、34ヵ国から241のギャラリーが参加する。今年初めて参加するギャラリーは29カ所。韓国からは9つのギャラリーが登録されている。作家の個展や歴史的遺物コレクションなどを、各国のキュレーターたちが独特な方式で構成した企画展「キャビネット」セクションが初めて設けられたのが特徴だ。

ウーイ・ディレクターは、「キャビネットセクションは、アジア美術の歴史にまつわる物語を詳しく紹介することで、世界美術界でアジアの存在感がどのように発展してきたかを振り返る重要なきっかけになるだろうと期待している」と語った。



孫宅均 sohn@donga.com