フォルクスワーゲン、「韓国政府の制裁を全て受け入れる」

認証書類の操作で大規模な販売中止などの行政処分を受けたアウディフォルクスワーゲンコリアが、韓国政府の制裁を受け入れ、行政訴訟も起こさないことを決めた。フォルクスワーゲン側は、来月１５日までに課徴金１７８億ウォンを全て納入しなければならない。

アウディフォルクスワーゲン・コリアの関係者は２９日、「先週、環境部担当者との実務会議で、環境部が下した認証取消及び販売中止、リコール命令、課徴金賦課の措置をすべて受け入れるという意思を伝えた」と明らかにした。氏は、「販売中止モデル（３２車種、８０モデル）を再び販売できるように、速やかに再認証の手続きを踏み、政府に積極的に協力していきたい」と付け加えた。

しかし、環境部は「徹底的な再認証」を予告しており、容易ではないものとみられる。今回、認証が取り消された車種は、性能や欠陥問題ではなく、書類操作の問題だったが、環境部は書類だけでなく、性能や欠陥如何などについて全て最初から改めて検証すると明らかにした。環境部の関係者は、「新しい輸入車の認証手続きを行うのと同様に、振出しから再検査する計画だ」とし、「何か月がかかるか分からない」と話した。

이은택　イ・ウンテク記者 기자nabi@donga.com