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私立大学ロースクール11校が授業料を15%値下げ

私立大学ロースクール11校が授業料を15%値下げ

Posted May. 17, 2016 08:00,   

Updated May. 17, 2016 08:04

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最近、不正入学の疑惑や高額の授業料で「金の匙」「お金持学校」と批判されている全国のロースクール(法学専門大学院)が授業料を据え置いたか、値下げを決めた。強まっているロースクールに対する社会の批判を和らげる狙いがあるものと見られる。

教育部は16日、「全国の国公立大学のロースクール10校が、2020年まで授業料を据え置くことを決めた」とし、「私立大学のロースクール15校のうち11校は授業料を値下げする予定だ」と明らかにした。現在、国公立大学のロースクールの年間授業料の平均は1044万2000ウォンで、私立の半額水準だ。ソウル大学が1339万2000ウォンで最も高く、忠南(チュンナム)大学が964万8000ウォンで一番安い。

私立大学のロースクール15校のうち、成均館(ソンギュングァン)大学など11校は授業料の値下げを決めた。中央(チュンアン)大学など10校は前年の授業料を基準に、今年2学期に7.5%、来年1学期にさらに7.5%を値下げし、計15%を下げる方針だ。建国(コングク)大学は、これよりは少ない11.61%を値下げることにした。値下げられた授業料は2020年まで据え置かれる。教育部の関係者は、「建国大学は、今でも他の大学より授業料が安い方なので小幅の値下げとなった」と話した。

反面、私立大学の中で高麗(コリョ)大学、東亜(トンア)大学、延世(ヨンセ)大学、円光(ウォングァン)大学は値下げの予定がない。これら大学のロースクールの授業料は、今年1年間で高麗大学が2074万2000ウォン、延世大学2047万6000ウォン、東亜大学1871万ウォン、円光大学1600万ウォンだ。

教育部の関係者は、「授業料の据え置きや値下げと関係なく、全ロースクールは、これまで通り、奨学金の支給率を30%以上で維持しなければならない」と言い、「ロースクール進学を希望する学生の経済的負担が大きく軽減されるものと期待している」と話した。



이은택 イ・ウンテク記者 기자nabi@donga.com