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現代自動車後援の美術作品、英「テートモダン」美術館に展示

現代自動車後援の美術作品、英「テートモダン」美術館に展示

Posted October. 13, 2015 07:27,   

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現代(ヒョンデ)自動車の後援で誕生した美術作品が、英現代美術館「テートモダン」に展示されている。

英ロンドンのテートモダンで現代自の鄭義宣(チョン・イソン)副会長やテートモダンのクリス・デルコン館長、メキシコ出身彫刻家アブラハム・クルズヴィエイガスや文化芸術界の関係者100人余りが出席する中、現代自の「現代コミッション2015」の開幕式が12日(現地時間)行われた。

現代コミッションとは、現代自がテートモダンを披露する展示プロジェクトだ。現代自は今回の展示を皮切りに、今後10年間、毎年世界で最も革新的な作家1人が選ばれ、テートモダンの超大型展示室「タービンホール」で設置作品が披露される計画だ。現代自は、初作品として13日から来年4月4日まで、クルズヴィエイガスの「空き地」(写真)を展示する。

「空き地」は、都市や自然、可能性、変化、希望について問いかける設置型美術作品だ。タービンホールを横切る二つの大型三角構造物の上に、ロンドンのいたるところの公園や庭園から運ばれてきた23トンの土やたい肥で埋め尽くされた240個余りの植木鉢を、幾何学構造的に配置した。植木鉢には何も植えられておらず、空き地から生まれるかもしれない様々な可能性や希望を含蓄している。

現代自の鄭義宣副会長は開幕式で、「自動車は単なる移動手段を乗り越えて、暮らしの姿が集約されたものだ」と述べ、「現代自動車はテートモダンとのコラボを通じて、自動車を乗り越えた人間中心的かつ感情的な価値を伝えるために努力していきたい」と明らかにした。