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黄教安氏の首相候補人事聴聞会、与野党が攻防睨み聴聞委員人選

黄教安氏の首相候補人事聴聞会、与野党が攻防睨み聴聞委員人選

Posted May. 27, 2015 07:24,   

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大統領府が26日、黄教安(ファン・ギョアン)首相候補の任命同意案と人事聴聞要請書を国会に送り、本格的な「聴聞会政局」の幕が上がった。与野党の院内指導部は、遅くても27日までに人事聴聞特別委員会委員の人選を終え、本格的な候補者の検証に入る。

2度にわたって黄法務部長官の解任を要求した野党の新政治民主連合は、黄氏個人の問題と法務部長官時代の検察捜査を取り上げ、厳しく検証する方針だ。姜鏻正(カン・ギジョン)政策委議長は26日、党院内対策会議で、「黄氏の指名は、政権守護にすべてをかける誤った選択だ」とし、「黄氏の指名撤回が政策転換のスタートにならなければならない」と強硬な発言をした。

一方、与党セヌリ党は、派閥対立で内紛状況にある野党が、すでに法務部長官の聴聞会を経て道徳性と業務能力が検証された黄氏の中傷に乗り出したと反発している。セヌリ党の朴敏植(パク・ミンシク)議員は、あるラジオ番組で、「野党が親盧系と非盧系に分かれて紛糾しているが、黄氏に傷を与えることで(党内部の)分裂に対する関心を外に向けようとしている」と主張した。

今後の人事聴聞会政局では、黄氏の「前官礼遇」問題と長官聴聞会で取り過ぎた委託料を寄付すると言った約束の履行有無、兵役免除疑惑、宗教偏向性などが主な争点になるとみえる。さらに野党は、黄氏が法務部長官時代、国家情報院コメント事件の捜査と関連して、検察が公職選挙法違反容疑を適用できないよう捜査を指揮したと主張しており、与野党間の攻防が予想される。

野党は、「戦闘力」があると評価される禹元植(ウ・ウォンシク)議員を聴聞特別委の野党幹事に選任した。与党では、波状攻勢に対抗できる権性東(クォン・ソンドン)、金度邑(キム・ドウプ)議員など法律家出身の議員の名前が挙がっている。



coolup@donga.com