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全北は李東国が出る時と出ない時とに分かれる

全北は李東国が出る時と出ない時とに分かれる

Posted May. 16, 2015 07:21,   

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「李東国(イ・ドングク)なら言える資格があるだろう。5人の子供を持つサッカー選手の父親として、随分苛立ちを覚えたはずだ」

テレビ各局が子供の日にプロ野球だけを中継する現実に失望感を覚えたプロサッカー・全北(チョンブク)の李東国(36・写真)について、あるサッカー界の長老がこう話した。李東国は5日、自身のソーシャルネットワークワービス(SNS)に「サッカーが見たい子供はどうしろと言うんだ」と書き込んだ。先の長老は「リーグ首位を走っている全北の攻撃本能のサッカーが、リーグ全体の人気にはあまり影響を与えられていない現状を、李東国も実感しただろう」とも話した。

李東国は全北の好成績に絶大な影響を与えている。プロサッカー連盟は14日、Kリーグ・クラシックの第10ラウンドまで、各チームの競技を分析した資料を公開し、李東国が全北の独走を事実上けん引しているとの見方を示した。李東国が出場した時点から全北のシュートと得点が増えているからだ。

勝ち点25で2位の水原(スウォン=勝ち点17)を勝ち点8点差まで引き離している全北が10試合で挙げた16得点のうち14得点が李東国がプレーした時に出た。とくに7点は李東国が途中出場した4試合で挙げた。李東国が全北の攻撃の流れを左右する重要なギアの役割を果たしているのだ。