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(4)女子学生に常習的セクハラの元ソウル大教授に2年6ヵ月の実刑

(4)女子学生に常習的セクハラの元ソウル大教授に2年6ヵ月の実刑

Posted May. 15, 2015 07:19,   

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ソウル北部地裁刑事9単独の朴宰慶(パク・ジェギョン)判事は、常習的なセクハラの罪で拘束起訴された元ソウル大学教授の姜錫眞(カン・ソクジン)被告に対して、「多数の被害者に対して繰り返し犯行を行った常習的要素が認められる」として、懲役2年6ヵ月の実刑を言い渡した。160時間の性暴力治療講義プログラムの受講命令や3年間の性犯罪者身元情報の公開命令も一緒に下した。裁判部はただ、被害を主張した学生9人中7人へのセクハラの罪だけを認めた。

裁判部は、「ソウル大学教授として在職し、後学らから尊敬を受けきた姜被告が、教え子など複数の人々にセクハラを行った、常識では理解できない犯罪だ」とし、「人間的な信頼関係を利用した計画的犯行であり、実刑は避けられない」と明らかにした。姜被告側は、「セクハラ行為は認めるが、常習性は法理的に判断する必要がある」と主張した。姜被告側は、被害学生らとの示談を取り付けようと、裁判の直前まで接触を試みたが、被害者の1人と和解するのに止まった。

姜被告は2008年から今年7月にかけて、大学院生や卒業生はもとより、本人が指導教授を担当した学内サークル所属の学生など9人に対して、計11回に渡るセクハラ容疑(常習的セクハラ)で、昨年12月22日拘束起訴された。ソウル大学は先月、姜被告を罷免した。



gun@donga.com