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再・補選最注目の光州、鄭勝・趙泳澤・千正培の三つ巴の構図

再・補選最注目の光州、鄭勝・趙泳澤・千正培の三つ巴の構図

Posted March. 16, 2015 07:20,   

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与野党が4・29再補欠選挙の候補を確定し、本格的な選挙体制に突入した。

与党セヌリ党は、4つの地域で行われる今回の補欠選挙で勝利し、朴槿恵(パク・クンヘ)政府3年目の国政運営に力を加える計画だ。野党新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表は、代表就任後初めての選挙であるため、国民経済を掲げて野党第1党の立場を強調する考えだ。

ソウル冠岳(クァンアク)乙に呉晨煥(オ・シンファン)党協委員長、京畿道城南中院(キョンギド・ソンナム・チュンウォン)に申相珍(シン・サンジン)前議員を早くから公認したセヌリ党は15日、光州(クァンジュ)西乙に鄭勝(チョン・スン)前食品医薬安全処長を立てた。鄭氏は出馬記者会見を行い、「32年間政府で働いて築いた人的ネットワークと行政・政策能力を活用し、光州のために大きな事をする」と意欲を示した。先週、補欠選挙の実施が決定された仁川江華(インチョン・カンファ)乙は、与野党ともまだ候補が決まっていない。

セヌリ党は19日、京畿道城南での最高委員会を皮切りに選挙区を訪れ、民心に訴えかける計画だ。セヌリ党関係者は、「『地域の働き手』を前面に出して選挙を戦う」とし、「(ソウル冠岳乙、京畿城南中院、光州西乙の)3地域が旧統合進歩党の解散決定によって行われるため、2012年の総選挙で統進党と連帯した新政治民主連合の責任論を提起する」と強調した。

新政治民主連合は14日に行われた予備選挙で、ソウル冠岳乙に鄭泰浩(チョン・テホ)前大統領府報道官、京畿道城南中院に鄭煥錫(チョン・ファンソク)地域委員長、光州西乙に趙泳澤(チョ・ヨンテク)前議員を候補に確定した。3地域いずれも野党が強い地域だが、千正培(チョン・ジョンベ)前常任顧問が光州西乙から無所属で出馬を宣言するなど、野党候補の一本化がならず、激しい選挙になるとみえる。

チン・ソンジュン戦略企画委員長も同日、懇談会で、「議席数の確保よりも選挙過程を通じて新政治民主連合の革新努力と変化を国民に示すことができるなら、より大きな政治的成果となる」と述べた。選挙結果が悪かった場合の批判を憂慮して期待値を下げたのだ。新政治民主連合は選挙基調も「政権審判論」といったネガティブではなく、「野党第1党に機会を下さい」というポジティブ戦略で戦う方針だ。



always@donga.com