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ピッツバーグの守備シフト、昨年にナ・リーグ最多の659回

ピッツバーグの守備シフト、昨年にナ・リーグ最多の659回

Posted January. 20, 2015 07:10,   

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大リーグ最後の4割打者、テッド・ウィリアムズ(1918〜2002)は著作「バッティングの科学」の中で、自身が経験した相手チームの守備シフトを図面にしてまとめた。今は多くの野球ファンにもお馴染みとなっているが、三塁手が二塁ベースの後ろに立つほど、内野陣が極端に右に傾いた隊形だ。ウィリアムズは「流し打ちができないとシフトに勝てなかった」と書いた。

その次は、△ライアン・ハワード(453打席)、△クリス・デービス(400打席)、△ブランドン・モス(398打席)、△ブライアン・マキャン(394打席)など引っ張っるスイングで有名な打者が上位にランクされた。効果も確実に出ていた。シフトが敷かれたときは、平均的に打率が3分ほど下がったという。

このシフトは、今年、大リーグの扉を叩いた姜正浩(カン・ジョンホ=28)にも重要だ。ピッツバーグ(659回)がナショナルリーグで守備シフトを最も多く使うチームだからだ。アメリカンリーグではヒューストンが1341回で最多だった。

ハンドブックは、「2010年に2464回あった守備シフトが昨年は1万3296回に増えた。昨年、守備シフトで食い止めた失点は全部で195点。一般的にシフトが盛んにかかると失点が減る。守備シフトをより積極的に活用する必要がある」と提言した。