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全てを変えたウッズ、初日はミス連発で5オーバーの最下位

全てを変えたウッズ、初日はミス連発で5オーバーの最下位

Posted December. 06, 2014 08:54,   

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鈍った刃を磨くのに時間が足りなかっただろうか。4ヶ月ぶりに大会に姿を現したタイガー・ウッズ(米国)が、最下位だというみすぼらしい成績表を受け取った。ウッズは5日、米フロリダ州アイルワースゴルフ場(パー72)で行われたヒーローワールドチャレンジ(総賞金350万ドル)の1ラウンドで、5オーバーパー、77打を書いて提出し、18人の出場選手のうち、18位で試合を終えた。6アンダーパー、66打の単独トップのジョーダン・スピース(米国)に11打遅れた。

8月、PGAチャンピオンシップでカットオフされた後、腰の怪我を理由にフィールドを離れていたウッズは、自分が主催するこの大会を控えて、スイングコーチや使用クラブなどを変えながら、意欲を示した。復帰舞台も、自分の自宅周辺に位置しており、お茶の間同然のコースにしたが、あっけないミスまで連発した。バーディーは1つに止まり、ダブルボギー1個、ボギー4個を記録したウッズは、「仕事がうまくいかない日だった。ショートゲームがめちゃくちゃだった」と愚痴をこぼした。

フェアウェイへの安着率やグリーンでの的中率が60%前後に止まったウッズは、1番ホール(パー4)のティーショットからOBをたたきつけ、チップショットを4度も打ちそこなったりもした。今大会で5度も優勝したウッズは同日、打数を減らさなければならないパー5ホールで、かえって2オーバーパーを打った。

一方、ウッズは大会を控えて、片腕無しに生まれた3歳の子供ゴルファー・トミー・モリセイを招待して、一緒に練習を行い、注目を集めた。ウッズは2日、大会コースでモリセイと一緒にパッティングをするなど、忘れられない思い出を作ってあげた。右ひじの下の部分のないモリセイは、18ヶ月からゴルフスイングを真似し始め、左腕だけでもドライバーを70ヤード近く飛ばすなど、障害を克服する姿が、8月から世間に伝わった。