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柳賢振が13勝目、怪物投球で天使の羽を折る

柳賢振が13勝目、怪物投球で天使の羽を折る

Posted August. 09, 2014 03:49,   

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ロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン)が今季通算13勝目を挙げた。アウェーでは9勝目だ。柳賢振は8日(韓国時間)、大リーグで2番目に強い攻撃力を誇るロサンゼルス・エンゼルスとのアウェー戦に先発登板し、相手打線をたったの2安打で封じ込め、7−0勝利をけん引した。7回を2安打1四球1死球4奪三振の無失点と好投し、7月14日のサンディエゴ戦以来の連勝を4に伸ばした。平均自責点は3.21に下がった。

昨年5月のホームでのエンゼルス戦で大リーグデビュー後初の完封勝利(3−0)を収めた柳賢振は同日、エンゼルスを相手に2勝を挙げるともに、連続無失点を16回に伸ばし「エンゼルキラー」となった。相手打線は、柳賢振の緩急をつけた投球に成すすべを失っていた。エンゼルスのマイク・ソーシア監督と捕手クリス・アイアネッタは、「ストレートとチェンジアップのコンビネーションがあまりにも良かった。チェンジアップのスピードにやられた」と話した。

エンゼルス打線の心臓と呼ばれる2番マイク・トラウト、3番アルバート・プホルス、4番ジョシュ・ハミルトンは三振2個を含め9打数1安打に止まった。プホルスが2塁打を放っているだけだ。柳賢振は試合終了後に、「エンゼルスの2番から4番までは、みんな良く本塁打が打てる打者たちだ。制球に気を使った」とし、「ストレートの球速が良かったし、他の日よりチェンジアップのコントロールがうまくできたので内野ゴロが多く出たと思う」と話した。

柳賢振は同日、野手たちに大きく助けられた。遊撃手ミゲル・ロハスは安打性の打球を何度も好守備で捕らえ、柳賢振の肩を軽くした。とくに6回裏の2死2、3塁で、ハミルトンの左中間を抜ける2塁打性打球を中堅手ヤシエル・プイグが追いかけて、フェンスにぶつかりながらアウトさせたのは、2失点を阻止する好守備だった。柳賢振は、「プイ愚はフェンスを恐れない選手だ。だから、あのボールもうまく捕れたのだ。感謝している」と話した。

この日の勝利は一石二鳥の効果があった。エンゼルスは2006年以来、ドジャースとのフリーウェイシリーズで圧倒的な優位(16勝9敗)を見せていたが、柳賢振はホームで彼らの自尊心を打ち砕いた。またサンフランシスコのマディソン・バンガーナー、セントルイスのアダム・ウェインライトとともに柳賢振は、今季アウェー最多勝となる9勝をマークすることになった。ドン・マッティングリー監督は、「もっと投げられたが、少ない投球数で長く投げてくれて、他の投手たちが休めたので嬉しい」と話した。柳賢振の次の先発登板はアトランタとのアウェー戦だ。