Go to contents

朴大統領、「北朝鮮の核実験は周辺国に核武装ドミノ」

朴大統領、「北朝鮮の核実験は周辺国に核武装ドミノ」

Posted May. 31, 2014 07:42,   

朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は、「北朝鮮のさらなる核実験は、周辺国に核武装の大義名分を与え『核ドミノ』を引き起こす恐れがある」と警告した。

朴大統領は28日、米ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、「核実験を再び行えば、北朝鮮は戻れない道を行くことになる」としてこのように述べた。そして、「中国は、韓半島の平和と安定の維持に重要な役割を果たしている」とし、「6者協議関係国とも北朝鮮の核不容認をいかにして実現していくのか様々な方法を協議している」と明らかにした。同紙は29日付の1面と18面に朴大統領のインタビュー記事を掲載した。

朴大統領は30日、国連北朝鮮人権調査委員会(COI)のマイケル・カービー前委員長と大統領府で会い、「2月の北朝鮮人権調査委の報告書は、北朝鮮の人権に対して関心を持つ新たなきっかけを作った」とし、「統一研究院で報告書の全体を翻訳し、近く翻訳本が出る予定だ」と紹介した。

さらに、「北朝鮮の住民も、自分たちが受けている人権蹂躙や個人の自由の剥奪に対して国際社会が関心を持っていることが分かるよう翻訳本を(北朝鮮)住民も接する機会があることを願う」と述べた。北朝鮮が朴大統領の発言を口実に再び威嚇に出るのか注目される。