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従来型市場や都心の商店街に「コイン駐車機」導入を推進

従来型市場や都心の商店街に「コイン駐車機」導入を推進

Posted March. 19, 2014 03:05,   

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国内でも米国や欧州など外国の都市でよく見られるコイン駐車機の導入が推進される。企画財政部(企財部)は最近発表した「地域経済活性化対策」の一環としてコイン駐車機を導入し、都心の駐車難解消に乗り出す計画だと、17日発表した。

外国ではコイン駐車機を歩道側の車路に作って、駐車空間の不足問題を解決している。駐車機にコインを入れて必要な時間だけ駐車をするやり方だ。駐車時間を測定できる機械のみ設置すれば済むだけに、都心駐車の簡便な解決策になれる。

企財部は駐車空間が足りなくて競争力が弱い従来型市場や都心の商店街などにコイン駐車機を優先的に設置するという構想だ。今年上半期(1〜6月)中に安全行政部および各自治体と協議して具体的な設置時期や場所を確定する計画だ。

これまで国内にもコイン駐車機が設置されたケースが数回あった。ソウル市は1981年、政府ソウル庁舎の近くや鐘路(チョンロ)区役所前など、ソウルの中心地150ヵ所を選んでコイン駐車機を設置したが、1992年廃止した。1999年には民間委託で駐車機の運営を始めたが、有耶無耶になって撤去した。

ソウル市の関係者は、「利用者が使い方を知らなくて機械を壊したり、お金を払って駐車するという認識が足りず、結局不法駐車をする場合が多かった。コイン駐車機の導入に先立って、十分な広報が必要だ」と話した。

一部では通行路のうち1つの車路を封鎖するコイン駐車機が交通渋滞を深めるという懸念も出ている。企財部の当局者は、「不法駐車が多い週末や交通量の少ない時間帯を中心に、駐車機を活用する計画だ」とし、「それぞれの自治体がコイン駐車機を設置すれば、駐車取締り員の追加雇用効果も期待されるだけに導入の過程で副作用を減らす」と話した。