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中国の楊潔チ国務委員「安倍首相、天下の大罪」

中国の楊潔チ国務委員「安倍首相、天下の大罪」

Posted December. 30, 2013 04:52,   

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中国の外交を総括する楊潔チ国務委員は28日、「安倍晋三首相が天下の大罪をはばかることなくA級戦犯が合祀された靖国神社を参拝した」とし、「平和を愛する全世界の人民に対する公然たる挑発であり、歴史の正義と人類の良心に対する乱暴な蹂躙だ」と猛烈に非難した。楊国務委員は同日、外交部ホームページにこのような内容の靖国神社参拝を厳しく糾弾する談話を発表した。

これは、安倍首相が靖国神社を参拝した26日、王毅外相が木寺昌人・駐中国大使を呼んで抗議したことに続くもので、中国政府が対応のレベルを一段階高めたものだ。楊国務委員は、官営中国中央テレビに異例にも登場し、同様の内容を繰り返した。

楊国務委員は声明で、「安倍首相の時代の逆行は、中国政府と人民、国際社会の強烈な反対と峻厳な非難を受けている」と述べた。また、「安倍首相が首相の身分で靖国神社を参拝したことは、日本の内政問題や個人の問題ではない」とし、「これは侵略と反侵略、正義と邪悪、光明と闇といった根本的に正、不正を分ける問題と関係している」と強調した。

楊国務委員は、「安倍首相の行為は、各国の人民と日本人の根本的な利益を傷つける危険な道に追いやっている」とし、「国際社会と日本各界の意識ある人々はこれを憂慮している」と指摘した。そして、「安倍首相は実際の行動を通じて、錯誤による悪影響を取り除かなければならず、そうしなければアジア諸国、国際社会から一層信頼を失い、歴史の舞台で完全な失敗者になるだろう」と警告した。