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高所得層、再び財布の紐開く?

Posted August. 24, 2013 05:10,   

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月所得が418万ウォンを超える高所得者の消費心理が蘇っている。

統計庁が23日発表した「2013第2四半期(4〜6月)の家計動向」によると、月所得が418万〜560万ウォンの所得4分位階層の赤字世帯の割合は、前年同期比0.5%ポイント伸びた。月所得が560万ウォン超える5分位も、同期間赤字世帯の割合が0.1%ポイント高まったことが、集計の結果分かった。

赤字世帯とは、仮処分所得(総所得で保険料など、支払いが義務付けられている金を外した金額)より支出のほうが多い世帯を意味する。

5分位階層の場合、最近3期連続して赤字世帯の割合が伸びており、これまで冷え込んでいた高所得者の消費心理が蘇るのではないという期待が生じている。企画財政部の関係者は、「内需低迷や対外経済の不安のため、財布の紐を締めていた高所得者らが、最近、消費を増やしている」と話した。

支出の内容をみれば、5分位は、昨年同期より娯楽・文化消費が14.2%伸びた。娯楽・文化は、景気が悪い時は真っ先に支出を減らす代表的消費分野だ。

教育費(4.7%)、住居・水道(10.9%)分野の支出も大幅に伸びている。4分位は、エアコンなどの季節家電製品を含めた家庭用品(14.0%)への支出を一段と増やしている。

一方、月所得が418万ウォン以下の1〜分位の赤字世帯の割合は、小幅に減り、まだ消費心理が改善されていないことを示している。1分位(214万ウォン以下)と3分位(322万〜418万ウォン)は4年連続して、2分位(214万〜322万ウォン)は、3年連続して減少振りを見せた。

2分位の場合、自動車購入が前年比67.7%も減少した。一方、酒類やタバコの消費は、所得分位のうち最も高い14.0%の伸び率を見せた。