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米高官、「あらゆる能力を動員して韓国保護」と確認

米高官、「あらゆる能力を動員して韓国保護」と確認

Posted March. 13, 2013 05:35,   

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米国は、北朝鮮の脅威から韓国など同盟国を保護するためにあらゆる能力を動員すると、トーマス・ドニロン米国家安全保障担当大統領補佐官が11日(現地時間)、明らかにした。

米国の北朝鮮政策を担う中心人物であるドニロン補佐官は同日、ニューヨーク・マンハッタンのアジアソサエティで、「アジア太平洋の再均衡」をテーマにした講演でこのように明らかにした。ドニロン補佐官は、「米国は北朝鮮を核保有国として受け入れることはできず、北朝鮮の核武装をただ見ているだけではいけない」とし、「これは北朝鮮が核兵器や核物質を他国やテロ団体、闇組織に兵器を渡す行為にも適用される」と述べた。

ドニロン補佐官はこの席で、オバマ政府2期目の北朝鮮政策の4大原則を提示した。まず、「北朝鮮が韓米日同盟の隙につけいることができる時代は終わった」とし、「3国の同盟が北朝鮮の挑発抑止に重要だ」と強調した。そして、中国が国連の北朝鮮制裁決議案を支持したことを歓迎し、「中国を含めいかなる国も北朝鮮と平常時のように取引してはならない」と付け加えた。

2つ目の原則としては、「米国は同じ馬を2度は買わない」というロバート・ゲーツ前米国防長官の発言を引用して、米国が北朝鮮の脅威に屈服したり補償することはないと明らかにした。また、北朝鮮が変化を拒否する限り、強力な制裁は続くと強調した。ドニロン補佐官は、「北朝鮮の核開発と核物質移転の責任を問う」と付け加えた。

最後に、米国は北朝鮮が異なる道を選択するよう奨励し、「北朝鮮がこぶしを下ろして路線を変えれば、交渉する用意がある」と明らかにした。また、「オバマ大統領が昨年11月にヤンゴンを訪れたことは、敵対的とされた関係も偉大な協力関係に転換することを立証した」とし、「北朝鮮が『ミャンマーの道』に従わなければならない」と強調した。

ドニロン補佐官は講演の後の質疑応答で、「最近、韓国人の約3分の2が核保有を支持していることに対して米政府はどう対応するか」という質問に、「北朝鮮の挑発を考えれば(韓国人の核保有感情は)理解できる」と答えた。ただ具体的な対応については、「最近のキーリゾルブ軍事演習で見るように、韓米同盟によって北朝鮮の脅威に対処しなければならない」と線を引いた。



witness@donga.com